ヨークシャー・ハンバー地域は、ゲーム開発、映画、Eラーニング、RFID技術における世界トップの技能へのアクセスを企業の皆様にご提供し、デジタル制作における最新の進歩の最前線をリードしています。
ヨークシャー・ハンバー地域のデジタルおよびニューメディア部門には以下の主要部門があります。
デジタルコンテンツ ‐ 映画
ヨークシャー地域には、成功と成長を遂げている映画産業があり、その多様性に満ちた絶好のロケーションに惹き付けられた主要制作会社があります。先進的設備と製作後会社、そして必要なすべての経験と技能を提供する高度に熟練したスタッフを擁する同地域には、過去2年間に既に6つの受賞作品を生んだ撮影セットがあります。
同地域には先進的制作および制作後施設が拠点を置き、ロンドン以外の地域では唯一の35ミリ映画ラボ(フィルム・ラボ・ノース)があります。これは、必要な全機材を賃貸する調達部やフィルムに撮影した映画をテレビ放送用に変換できるザ・フィニッシング・スクールなどがある映画複合施設の一部です。
同地域は新たな人材を次々に輩出しており、英国唯一の低予算映画スタジオであるワープXが本拠を置いています。ワープ・フィルムズの一部はシェフィールドに拠点を置き、世界の主要独立系映画祭の一つであるネバダ州で開催されるサンダンス映画祭で特集された映画を制作しています。
同地域で撮影を行う企業に対して、現地の映画代理店のスクリーン・ヨークシャーがロケーションとスタッフの両面においてアドバイスを提供しています。スクリーン・ヨークシャの資金援助による短編映画「プライベート・ライフ」は今や全世界で14の賞に輝いています。
デジタルコンテンツ ‐ テレビ
2006年から2007年にかけ190を超える特集、テレビ、広告、ショート、企業向けなどの作品が制作されたヨークシャー・ハンバー地域には、テレビ制作に必要とされる技能が十分に備わっています。
『エマーデール』、『ハートビート』、『ザ・ローヤル』などの再放送ソープドラマや、ビリー・パイパー主演の『マンズフィールド・パーク』やキャサリン・テート主演の『ザ・バッド・マザーズ・ハンドブック』などのショートシリーズの作品を手掛ける主要テレビ番組制作会社がヨークシャー・ハンバー地域を拠点としています。
リーズとハルに2つのBBC地域ニュース局、リーズに2つのITVカレンダー地域ニュース局、およびITV地域ドラマ制作ネットワークセンターがあります。
デジタルコンテンツ ‐ Eラーニング
英国の消費者はコンテンツ配信の新たな技術やサービスをいち早く取り入れており、英国内のデジタルテレビの普及率は世界第一位となっています。2004年までに英国の全世帯の50%以上が同サービスを利用しています。
Eラーニングはコンテンツの中も最も急成長を遂げている部門の一つです。Eラーニングは欧州全体で急速に成長していますが、ヨークシャー地域ではさらに拍車がかかっています。
同地域には、ソフトウェア販売会社、データウェアハウス、コンテンツプロバイダーと研修会社があります。シェフィールド市はEラーニングの先進地で、主要コンサルタントのネットワークが存在し、世界でも最大規模の応用Eラーニングサービス会社2社の本社があります。
このダイナミックなハブに着目した英国政府はシェフィールドを産業大学(Ufi)の本部に選びました。英国の労働力の技能向上を任務とする産業大学(Ufi)は90万以上の研修および教育コースを提供し、英国最大のEラーニング委託業者となっています。
Eラーニング関連企業は同地域のビデオゲーム開発会社と共同して、ゲームと学習との相互作用を活かし、また技術部門の技能も活用して、新しい形態の学習教材供給の可能性を探っています。
エレクトロニクス
ヨークシャーの電子部門では、英国内のトップクラスの電子系エンジニアの5分の1近くが同地域の大学を拠点としています。同部門には約2万人の雇用があり、年間約40億英ポンドを超える売上を創出し、同地域の粗付加価値に17億英ポンドの経済効果をもたらしています。
同地域の専門領域は、携帯電話および3Dグラフィック技術向けの電子チップの研究開発、デジタルTVおよびコンピューティングの収斂技術に関連する製品の設計、専門的な計装、ディスプレイ技術、無線周波数技術など多岐にわたります。
ICT(ソフトウェアとハードウェア)はヨークシャー・ハンバー地域のもう一つの主要成長分野で、5,900社以上の企業で2万5,000人近くの雇用があります。
この部門の事業支援はエレクトロニクス・ヨークシャーを含む多数の機関により提供されます。エレクトロニクス・ヨークシャーは、研修、技術、およびコンサルティングを通じてエレクトロニクス部門に支援を提供している英国唯一の専門会員ネットワークで、全国的に高い評判を確立しており、英国内の3つしかないIPC認定研修センターの一つです。
無線周波数識別(RFID)
同地域は無線周波数識別(RFID)技術の分野をリードし、グローバル市場にアクセスできる技能を提供しています。次年度の収益予測は630億英ポンドに上り、前年比成長率は30%になっています。
ヨークシャー・ハンバー地域は欧州の電子タギング産業の中心地で、AIDC(自動認識およびデータ取得)技術(RFIDを含む)分野の主要センターの本拠地となっています。
ハリファックスに本拠を置く欧州AIDCセンターには国立RFIDセンターが収容されています。その他、ハルには物流研究所、シェフィールドには欧州スマートメディア開発センターがあります。これらすべての機関が、こうした技術の推進を図る研究において国際的に認知されています。
また同地域は英国最大の物流ハブの一つとして、RFID技術を試験的に応用するのに理想的なロケーションでもあります。その理由は、RFID技術には業務プロセス全般を大きく変革する可能性があるためです。
既にバーコードは小売部門を変革していますが、その他の多くのアプリケーションがとりわけRFIDの領域で実証されており、サプライチェーンの物流、追跡およびトレーサビリティ、動物および試料の識別、空港の荷物取扱などにおいても利用されています。